理想論から言うと、ブランドはネットで直販を始めるべきです。卸先の実店舗の数が減る一方で、ブランドが直接顧客に接することが容易になってきたからです。しかし現実問題として、体制や予算の問題もありますし、経験とノウハウも必要です。ショッピングサイトはつくってみたものの、なかなか売上が伸びないという方も多いでしょう。実際にビジネスになる売上を目指すと、年間100万円以上の予算をかけて、やっとスタートラインに立つことができます。また卸先との関係の見直しも必要です。中小のブランドの場合、乗り越えるべきハードルは多いのも事実です。
直販は言うまでもなく、一番 利益率が高い販売チャネルです。また、顧客との直接の接点を持つのは これからの時代のブランドとして必須であるでしょう。実際に顧客リストが1000人あるなら、直販サイトをしっかり作ることで、もっともっとファンを満足させて売上を伸ばすことができます。また海外への販売も、ダイレクトにできる時代です。
例えば『アップル』はネット販売を自社直販に絞りはじめました。 もちろん、分野も違うし 全国的な知名度を持つアップルを単純に真似することが良いわけではありません。 しかしネット通販が盛り上がる中で、 卸先との良好なパートナー関係を築きながら、自社の直販を伸ばすための大きなヒントになるのではないでしょうか。
アップル(アップルジャパン)は、過去にも同社製品の流通網を巡り大ナタを振るっています。 そう、iMacが大ヒットした1998年頃です。 3千超にまで膨らんだ同社製品取扱店の多くは、製品を“ただ置いているだけ”に近く、 常時デモを実施するなど気合いが入った売り方をしている店はほんのわずかという状況のなか、販売店を(マージンも)大幅に絞り込みました。 その結果、売れた分が海外の工場から随時/直接補充されるようになり流通在庫は大幅減、物流拠点も不要となり固定費もダウン。 低マージンながら回転数をあげることで利益を確保できる体制に移行したのでした。 (中略) アップルが自社店舗(アップルストア)への誘導を図ろうとしているわけではなく、 基本的なスタンスはiMacの頃と変わらないことがうかがえます。 リアル店舗とオンライン店舗では販管費の水準が異なりますから、卸売の条件が同一(推測です)というのも違和感がありますし。 我々の選択肢は狭まることになりますが、流通チャネルの合理化が今後の小売価格にプラスの形で反映されると考えれば、 諸手を挙げてではないにしても受け入れるべきなのでしょう。http://builder.japan.zdnet.com/member/u48681/blog/2010/04/27/entry_27039444/ より一部抜粋
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